伝七捕物帳 悪い奴らは地獄行き

伝七捕物帳」123話 「悪い奴らは地獄行き」

客演は、桜木健一/植木まり子/永井柳太郎。桜木健一は小田原の相模屋に奉公に出ていたが、主人殺しの疑いを着せられて、柳沢真一=小田原の利助に追われて江戸に逃げてくる。利助は、店の女将とつながっていて、桜木健一の口を封じて店の身代を乗っ取ろうとしている。二足のわらじの十手持ちなので、伝七も簡単には手が出せない。小田原藩の役人も出てきて、伝七は窮地に・・・。

どちらかというと謎解き色の強い回だが、桜木健一や大旦那様(瀬川菊之丞)が本当のことをいわない理由がいまいち説得力に欠ける。話はけっこう工夫されているのに、ツメが甘くていまひとつおもしろくないのである。ざんねん。脚本鈴木兵吾、監督斎藤光正。