2015-01-01から1年間の記事一覧

ドキュメント72時間 世界最大 古書の迷宮にようこそ

「ドキュメント72時間」、「世界最大 古書の迷宮へようこそ」、NHK総合、2015.12.4 神保町の古本屋街の回。昼しかやってないのにどうするつもりだろう。 神田古書センターもちゃんと映っていて、客が漫画雑誌(少年サンデー)を指名買いしているようすが映っ…

さすらいの太陽 9話

「さすらいの太陽」9話、「さようならファニー」 タイトルを見て驚いたが、この回でファニー終わりか。 江川先生は、ファニーの試合だと知って、のぞみを試合に行かせてやろうと気を利かせるのだが、のぞみはあえて歌の練習に集中するという。 試合直前のフ…

新・牡丹と薔薇 10話

「新・牡丹と薔薇」10話 2週目のラスト回。ストーリーはこれ。 綱輝(片岡信和)の両親に会い、疲労困憊のぼたん(黛英里佳)だが、それでも同じ時間に多摩留(戸塚純貴)とデートしていた美輪子(逢沢りな)から、今日はどんなことがあったのかしつこく聞き…

新・牡丹と薔薇 9話

「新・牡丹と薔薇」9話 今日の回には特にへんなエピソードが多かった。とりあえずストーリーはこれ。 美輪子(逢沢りな)のデート話に混乱したぼたん(黛英里佳)は、綱輝(片岡信和)に請われデートに出かける。感情を整理できないぼたんは、妙なテンション…

新・牡丹と薔薇 8話

「新・牡丹と薔薇」8話 昨日はダレていたこのドラマ、今日のストーリーは・・・ ぼたん(黛英里佳)の嫌な予感が当たり、美輪子(逢沢りな)は多摩留(戸塚純貴)に引きこまれていた。正月、イギリス大使館で行われる新年パーティーに二人で行くとまで言い出…

新・牡丹と薔薇 7話

「新・牡丹と薔薇」7話 先週末に超展開があったのだが、昨日はいまいち。今日は…。 ぼたん(黛英里佳)の気が進まぬまま、綱輝(片岡信和)との婚約話がどんどん進められていく。ぼたんは、指にはめる度に食い込み、なかなか抜けない婚約指輪を嫌悪するよう…

新・牡丹と薔薇 6話

「新・牡丹と薔薇」6話 超絶展開で、ぼたんと美輪子が成長した後が今週。ストーリーはこれ。 ぼたん(黛英里佳)と美輪子(逢沢りな)の誕生日の祝いを世奈子(田中美奈子)の店ですることに。生みの母・世奈子の我の強い性格が苦手なぼたんは浮かない顔で...…

新・牡丹と薔薇 5話

「新・牡丹と薔薇」5話 金曜日に放送した5話、やっと見られた。ストーリーはこれ。 崑一(岡田浩暉)との豪華な結婚式で、自分の名前のついたバラを贈られた眞澄(美山加恋)は感激の面持ち。その後、新婚旅行も終え、新たな生活が始まる。夫や娘に囲まれて…

宝塚歌劇 雪組 全国ツアー 広島公演

「宝塚歌劇 雪組 全国ツアー」 広島公演 ミュージカル・ロマン「哀しみのコルドバ」 バイレ・ロマンティコ「La Esmeralda(ラ エスメラルダ)」 早霧せいな、咲妃みゆ、望海風斗ほか出演 上野学園ホール、2015.12.5 宝塚歌劇雪組の広島公演。宝塚を生で見た…

METライブビューイング タンホイザー

METライブビューイング 「タンホイザー」 ヨハン・ボータ(タンホイザー) ペーター・マッテイ(ヴォルフラム) エヴァ=マリア・ヴェストブルック(エリーザベト) ミシェル・デ・ヤング(ヴェーヌス) ギュンター・グロイスベック(ヘルマン) 指揮:ジェ…

三井家伝世の至宝

「三井家伝世の至宝」、三井記念美術館、2015.12.4 三井記念美術館には初めて行ったが、三越前の駅に隣接する三井本館の中にある。美術館ができたのは、平成17年なので最近だが、もともとは三井家の美術品を収蔵していた三井文庫をここに移してきた。つくり…

新・牡丹と薔薇 4話

「新・牡丹と薔薇」4話 崑一の娘、ぼたんは絶対に眞澄の娘だろうと思ったが、崑一は否定。とはいえ、ぜったいに眞澄の娘に決まっている。でないと、眞澄の出産エピソードが宙に浮いてしまう。ストーリーは、このとおり。 崑一(岡田浩暉)の家を訪ねた眞澄(…

新・牡丹と薔薇 3話

「新・牡丹と薔薇」4話 今日のストーリー。 眞澄(美山加恋)は思い切って、実の父・梅鳳(佐藤仁哉)に会いに行く。有名な歌舞伎俳優である梅鳳の楽屋を訪ねた眞澄だが、梅鳳は冷酷な態度で娘を拒絶。それどころか、二度と自分の目の前に現れるなと暴言を吐…

ドキュメント72時間 歌舞伎町 真夜中の調剤薬局

「ドキュメント72時間」、「歌舞伎町 真夜中の調剤薬局」、NHK総合、2015.11.27 歌舞伎町にある「ニュクス薬局」というところがロケ地。ここは夜営業専門(夜8時から翌朝9時)で調剤薬局というめずらしいところ。 調剤薬局ということは、処方箋がいることが…

新・牡丹と薔薇 2話

「新・牡丹と薔薇」2話 タイトルだけ見た時は、二番煎じリメイク?と思ったが、姉妹のドロドロドラマという設定が同じであること以外、まったくの新作とわかって安心した。今日の放送分も安定したキチガイぶり。 ストーリーはこのとおり。 母と祖父が眞澄(…

新・牡丹と薔薇 1話

「新・牡丹と薔薇」1話 待ち望んでいた中島丈博脚本の昼ドラ。この東海テレビ枠のドラマも、これとその後番組「花嫁のれん」(5)で終わってしまうのだ。1964年から続いている枠だったのに。「あかんたれ」も、この枠だったので思い出深い。 ストーリーは番…

さすらいの太陽 8話

「さすらいの太陽」8話、「二人のちかい」 ファニーの新人王タイトルがかかった試合の日。ファニーは立派に試合に勝ち、のぞみはファニーにおめでとうを言いに行くが、「あとで公園で」といったんは追い払われる。二人は公園で、将来の話をする。そこに、陸…

安倍政権の裏の顔

朝日新聞政治部取材班『安倍政権の裏の顔 「攻防 集団的自衛権」ドキュメント』、講談社、2015 集団的自衛権行使容認の「閣議決定」(2014.7.1)までの、官邸、内閣法制局、自民党・公明党の協議、特に高村正彦、北側一雄に、兼原信克、高見沢将林の官房副長…

たのしいプロパガンダ

辻田真佐憲『たのしいプロパガンダ』、イースト新書Q、2015 政治プロパガンダと娯楽の結びつきを検討する本。著者の他の本と同じく、洋の東西を問わず多彩な事例が引用されているので、楽しく読めて勉強になる。 著者が強調することは、「プロパガンダは強面…

なぜ絶版本は電子書籍になりにくいのか

加藤一『なぜ絶版本は電子書籍になりにくいのか』、竹の子教養文庫、2013 電子書籍ができれば、絶版本が次々と復刊されて、本好きの楽園が・・・ということは現実には起こっていない。それはなぜかという本。この本自体も電子書籍で、著者が編集と装丁の作業…

世界はこのままイスラーム化するのか

島田裕巳、中田考『世界はこのままイスラーム化するのか』、幻冬舎新書、2015 島田裕巳と中田考の対談本。島田裕巳が中田考に質問して、中田考が答えるという形式。なので基本的には中田考がしゃべり倒している。島田裕巳は東大宗教学専攻の出身で、中田考は…

麻原彰晃の誕生

高山文彦『麻原彰晃の誕生』、文春新書、2006 麻原彰晃の生い立ちを追いかけた本。元は雑誌『現代』の1996年の連載に、『フォーカス』の2001年の連載を足してまとめたもの。 誕生から、盲学校時代、上京と鍼灸院開業、薬事法違反での逮捕、ヨガ道場開設、オ…

ヘイトスピーチ

安田浩一『ヘイトスピーチ 「愛国者」たちの憎悪と暴力』、文春新書、2015 内容はタイトルのとおり。最近出た本なので、比較的最近のことも取材対象に入っているし、この問題をよく知らない人に対してもわかりやすく書かれている。自分は、著者の立場には賛…

さすらいの太陽 7話

「さすらいの太陽」7話、「歌を忘れたカナリヤ」 熊五郎は、自分のことで作曲家の江川を誤解させたことをくやんで、江川の邸宅に謝りに行くが、チンピラのような熊五郎は玄関で追い払われる。 玄関先に座り込んでいる熊五郎を無視して、レッスンを受けに江川…

ぼくらの近代建築デラックス!

万城目学、門井慶喜『ぼくらの近代建築デラックス!』、文春文庫、2015 建築見てあるきの本。非常におもしろい。著者二人は関西に縁が深いので、基本的には大阪、京都、神戸の三都市の近代建築をまわり、その後横浜、東京をめぐって、また大阪、東京、台湾を…

靖国問題の深層

三土修平『靖国問題の深層』、幻冬舎ルネッサンス新書、2015 靖国神社問題についての本を書き続けている著者の本。内容的には、『靖国問題の原点』、『頭を冷やすための靖国論』を相当踏襲しているが、最近出た本なので、それなりに新ネタは織り込んである。…

靖国戦後秘史

毎日「靖国」取材班『靖国戦後秘史 A級戦犯を合祀した男』、毎日新聞出版、2007 毎日新聞が靖国神社問題をいろいろと掘り返した本。非常におもしろい。タイトルにあるとおり、A級戦犯合祀を実行した松平永芳宮司とその前任者、筑波藤麿宮司のことが前半に述…

人生デザイン U-29 銭湯店長

「人生デザイン U-29」、「銭湯店長」、NHKEテレ、2015.11.18 若者の仕事を紹介する番組。この回は銭湯経営者なので見た。京都の銭湯「サウナの梅湯」だ。ここの店長はツイッターをやっているので、知っている人は知っている。25歳の若い人。 まず、薪に火を…

新聞記事が「わかる」技術

北村肇『新聞記事が「わかる」技術』、講談社現代新書、2003 少し古い本だが、今でも十分に役に立つ本。著者は、毎日新聞ブランド本部次長兼社長室委員(当時)。現在は、「週刊金曜日」社長。 この本の一番の読みどころは、新聞記事の微妙な表現を記者がど…

韓国現代史

木村幹『韓国現代史─大統領たちの栄光と蹉跌』、中公新書、2012 もう新しいとはいえない本だが、非常におもしろい。李承晩から、李明博までの韓国大統領の人物と履歴を中心に、韓国の歴史を見る本。 この本の長所は、大統領という人に焦点があたっていて、大…