さすらいの太陽 8話

「さすらいの太陽」8話、「二人のちかい」


ファニーの新人王タイトルがかかった試合の日。ファニーは立派に試合に勝ち、のぞみはファニーにおめでとうを言いに行くが、「あとで公園で」といったんは追い払われる。二人は公園で、将来の話をする。そこに、陸送屋の先輩が来て、ファニーを連れて行ってしまう。

その様子を物陰からうかがっているサングラスの男。看護婦の野原道子がのぞみの様子を探るために送った私立探偵だ。野原道子は、のぞみとファニーの関係を江川先生に電話でチクるが、相手にしてもらえない。

ファニーは陸送している車で、のぞみを連れ出すが、「ぼくたち、浮ついた気持ちじゃいけないよ」と説教。恋愛展開にはならないらしい。しかも先生が予定よりも早く帰ってきて、のぞみが留守だったので、のぞみは江川に怒られた。「自発的な努力が足りない」という説教。

のぞみはおとなしく引き下がるかと思いきや、先生と口げんか。のぞみは先生に追い出されて飛び出していく。

のぞみは家に帰るが、母親は家に入れてやらない。雨が降っているのに、ずぶ濡れだ。のぞみは、ファニーと江川の言葉を思い出して、また江川の邸宅に戻っていく。のぞみとケンカしたことを後悔していた江川は、のぞみを中に入れてやるのでした。

根性ドラマなので、恋愛は簡単には許されず、ひたすら歌の修行に励めという説教話。確かに星飛雄馬も恋愛沙汰に関わるのは、話の中盤以後だった。