さすらいの太陽 7話
「さすらいの太陽」7話、「歌を忘れたカナリヤ」
玄関先に座り込んでいる熊五郎を無視して、レッスンを受けに江川邸に入っていく美紀。こっちは高慢ちきなので、もちろん無視。しかし、江川は、熊五郎がのぞみのために座り込みをしていることをわかっていて、心を動かされる。
のぞみはファニーが練習しているジムを訪ねて、お守りをことづけて帰る。しかし、熊五郎が江川邸に座り込みをしていることを聞いて、江川邸に飛んでいって、熊五郎を連れて帰ろうとする。時間はもう夜。そこに江川が中から現れて、のぞみ、熊五郎たちを中に入れてくれる。江川はのぞみを許し、内弟子としてテスト入門を認めてくれることになった。
江川邸に住み込んで、家事を手伝いながら、発声練習をするのぞみ。しかし美紀はのぞみに嫉妬して、母親を動かしてのぞみを追いだそうとする。江川は、「のぞみはより厳しく扱うが、厳しい世界を乗り越えれば明るい将来がある」と答えるのみ。
夜中もピアノを弾いて、一人で練習するのぞみ。江川は、「これからおまえとわたしと忍耐競争が始まるのに、そんなことを許したおぼえはない。心の歌を歌うのだ」とよくわからない注文を出す。
のぞみは江川の叱責から、歌い方ではなく、大切なのは歌の心だと知るのでした(謎。
熊五郎や近所の人々は、江川邸を訪ねて、のぞみのレッスンを見せろと強いる。泥だらけで働いていたのぞみは、「心のうた」を歌ってみせるのでした。