伝七捕物帳 恋のいろはを教えます

伝七捕物帳」82話 「恋のいろはを教えます」

客演は、緑 魔子/睦 五郎/清川新吾。小春とお玉がお参りにいっていると、スリに財布を袂に押し込まれてしまい、店に後からスリがやってきて財布を強奪していく。ところがその財布には伊勢屋の若旦那と内儀の密通のあかしになる手紙が入っていて・・・。ところが、伊勢屋の若旦那が殺されてしまい、伝七はスリを泳がせて下手人を探ろうとする。そこに寺子屋の師匠をしている浪人者(内儀の昔の男)がからんでくる。

郭で遊女と客が相対で墨をいれる「起請彫」を伝七が見逃さないところが話のカギ。

大店の内儀を演じているのが緑魔子。これで2回目か。いい女の上に芝居が上手い。スリの鮎川浩も小悪党ぶりが板についている。この回から、オープニングとエンディングの映像が一部変わった。脚本内田弘三、監督斎藤光正。