三国演義 轅門射戟

三国演義」第10集 「轅門射戟」

孫策の江東征服と曹操献帝を迎えるところはぜんぶナレーション。お話は荀彧が「二虎競食の計」を献じるところから。計ならずと見るとすかさず荀彧は「駆虎呑狼の計」を・・・。で、呂布にみじめに追い立てられてきた張飛自刎しようとすると、劉備の張り手が!やるね。そして一発かましてから、おもむろに「兄弟は手足の如く、妻子は衣服の如し」と来るのであった。ここで劉備自身も涙を流すところが、またインチキくさくてよい。

その後攻めてきた袁術軍を呂布は、「轅門射戟」で追っ払うのだが、この場面はいまいち迫力なし。せっかくの呂布の見せ場だからもうちょっと工夫してほしいのだが・・・。この回、なぜか呂布は不精ひげを生やしている。なぜだろう?