三国演義 十常侍乱政

三国演義」第2集 「十常侍乱政」

2話は、後漢朝廷内部の権力闘争。董太后と何后の醜い争い(これはどっちもハマリ役)、何進十常侍の争いから何進が殺され、十常侍もバラバラになって、落ちていった少帝と協皇子が董卓軍に拾われるまでの話。このあたりは、原作にほぼ忠実。曹操がぜんぜん若く見えないが、まあしかたがない。

何后を演じている女優はちょっときれいだが、ツンケンしていてイヤミ、頭も悪そうで、この役にはピッタリ。十常侍のいやらしい感じ(ほんとに髭のそり跡がない)も非常にグッド。最後に帝と協皇子が董卓軍と出会う場面では、協皇子が董卓の非礼をとがめて平伏させる場面がない。代わりに、黄巾の乱の時に朝廷に忠義を尽くさなかったことを責めている。そんな場面、原作にあったかな?

今回は本編の終わりに次回の予告編があった。呂布と劉、関、張の三英雄が戦っていた。次回でそこまでいくのか?