三国演義 三英戦呂布

三国演義」第5集 「三英戦呂布

十八諸侯の連合軍と董卓軍との大会戦。ここはタイトルバックの場面にもなっているだけのことはあって、すごい数のエキストラである。昔はともかく、この人数をリアルで動員するのは中国以外には無理だろう。諸侯の旗が色違いになっていて、見ていてキレイ。何かを輿に載せていて、なんだと思ったら、生け贄にする子牛と子馬(たぶん馬)だった。しかし生きたものは使えなかったらしく、どっちもつくりもの。諸侯が生け贄の血を顔になすりつけているところだけ出てくる。

劉、関、張の三英雄と呂布の打ち合いは、まあおまけみたいな感じ。基本的に、このシリーズ、殺陣にはあまり迫力がないので、英雄同士の打ち合いは、「ああ出てるよー」という以外にあまり感動がない。最後は曹操が追撃を主張して相手にされず、「豎子(じゅし)ともに謀るに足らず」の捨て台詞でおわり。