三国演義 三譲徐州

三国演義」第8集 「三譲徐州」

曹操の父曹嵩が、張?羯に殺され、曹操は徐州に出兵ということなのだが、いきなり出兵の場面になり、曹嵩が殺されるところはナレーションで片付けられている。あれ、「報讐雪恨」の旗印がないよ、と思っていたら曹操の陣屋に「報仇雪恨」と大書してあった。

陳宮曹操を説得しようとするがあっさり失敗、そこでいよいよ劉、関、張三兄弟の出番である。孔融が三兄弟に出兵を頼むことになっているが、このくだりは演義にあったかなあ?どうも記憶があいまいである。そこへ?芽州が呂布陳宮に奪われたとの知らせ。曹操の幕下にいるのは、郭嘉と程昱。どちらもめちゃめちゃいい男である。ところが後で出てくる荀彧だけが老人。荀彧はそんなに曹操と年が離れていたかなあ?まあ曹操の役者の年齢に合わせたのかも。しかも、曹操献帝を迎えるエピソードが出る前に、曹操が「丞相」と呼ばれているのはどう考えても変。中国語がわからないのだが、字幕が間違っているのではないか?

陶謙が再三徐州を劉備に譲ろうとして劉備が断る場面、その後敗れた呂布劉備が徐州を譲ろうとする場面(呂布の?芽州攻防戦での敗退はほぼ省略)は、ほとんどイヤミに近い。最後に献帝を迎えることを決断する曹操が「報仇雪恨」の旗を自ら火にくべるところはかっこよし。