伝七捕物帳 恋の飛脚は東海道

伝七捕物帳」85話 「恋の飛脚は東海道

客演は、財津一郎/佐野厚子/葉山良二。飛脚問屋、萬屋の飛脚が次々と斬られ、金が奪われる。飛脚って現金を運ぶのか?為替だけかと思っていたが・・・。劇中で飛脚が現金を扱っていたことや、飛脚問屋の仕事についてわざわざ説明のナレーションがあるので、それがほんとらしい。財津一郎は、店一番の飛脚、直吉。このとき40歳くらいか。家付き娘の恋の相手にはちょっと年がいっているような。

財津一郎が道中狙われたところで、三度笠の旅人姿の伝七が登場。めずらしく長刀をさしている。しかし、飛脚が襲われた後でその後を追い、ほぼ同時に江戸に着くとは伝七の脚力おそるべし。悪者は飛脚の依頼主京乃屋、飛脚問屋の番頭、それからやくざ聖天一家。しかしこの回はネタバレが早く、捕り物の後もちょっと間延びしている。

脚本吉田義昭、監督山田達雄