大英博物館 古代ギリシャ展

大英博物館 古代ギリシャ展」、国立西洋美術館

この前東京にいたときに行ってきたのがこれ。ギリシャ、ローマ時代の彫刻を中心に陶器その他の130点で構成されている。

目玉はミュロン「円盤投げ」。もっともオリジナルはすでになく、会場にあるのはローマ時代につくられた模刻。オリジナルでは首が後ろを向いているはずのところ、模刻では下を向いている。それでも、円盤投げの一瞬の迫力と、筋肉の緻密な描写はさすが。指や足の位置など、きちんと計算されている。

時間がなかったので、目立つもの以外はさーっと流し見してしまったのだが、出口のショップにあった地雷を踏んでしまった。おなじみ海洋堂のフィギュアである。3000円する「円盤投げ」をもうちょっとで買うところだったが、置き場所とお金を考えて寸前で踏みとどまった。しかし、ガシャポンは誘惑に負けて千円札をくずして出しまくってしまった。といっても2000円でやめといたが。こっちにも円盤投げは入っていて、2個出した。ほかに、「ニケ小像」「黒像式頸部アンフォラ」「スペドス型女性像」は出した。でも円盤投げの次にほしかった「スフィンクス像」「アフロディテの胸像」は出せず。これはくやしい。海洋堂にしてやられてしまったのはさらにくやしい。もう何回目だ・・・。