魚服記

太宰治『魚服記』


怪奇譚。茶店の女の子が、水に飛び込んだら変身したという話。

しかしこの話、前半の茶店での女の子の生活と、終わりで女の子が水に飛び込む話がうまくつながっておらず、なんで女の子が変身してしまうのかがよくわからない。落ちがあまり効いておらず、失敗作だと思う。

水に飛び込んで変身というのは、よくある話なのか?これは元ネタがあるのでは?この作品の中には何も書いてないが。太宰オタクではないので、そこまで調べてみる気にはならない。