2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

八重の桜 32話

「八重の桜」32話、「兄の見取り図」 八重は台所仕事がうまくできない。覚馬は、家のことはすべて時栄に任せるようにいい、八重を書庫に連れて行く。覚馬は自分では読めないので、八重に朗読させるつもりなのだ。これは無学な時栄にはできないこと。しかし、…

ガタロさんの描く町

ETV特集「ガタロさんの描く町 清掃員画家のヒロシマ」、NHKEテレ、2013.8.10 教育テレビでやっていたこの番組、いろんな意味でおもしろかった。登場する「ガタロさん」というのは、基町アパートの半地下にあるショッピングセンターの清掃員。このショッピン…

久保×みね こじらせ女子旅

「久保×みね こじらせ女子旅」、2013.8.9 「久保ヒャダこじらせナイト」のスピンオフ企画で、久保ミツロウ、能町みね子のコンビが沖縄に旅行にいったビデオに、ヒャダインを呼んでツッコミを入れながら流すというもの。オールナイトニッポンのスタジオにヒャ…

自衛隊員が泣いている

三宅勝久『自衛隊員が泣いている 壊れゆく”兵士”の命と心』花伝社、2013 自衛隊の暗部を追及したルポルタージュ。著者は、元山陽新聞記者で現在はフリージャーナリスト。武富士を批判する記事を書いて武富士から訴えられ、最高裁まで行って勝訴した人である。…

不沈艦撃沈

「不沈艦撃沈」、井上正夫、小沢栄太郎、東野英治郎ほか出演、マキノ正博監督、松竹、1944 戦時中の映画。不沈艦というのは、プリンス・オブ・ウェールズのこと。だったら、その不沈艦を撃沈する帝国海軍の大作戦が…と思ったら大間違いで、内容は全部魚雷の…

自衛隊と戦争

芦川淳『自衛隊と戦争 変わる日本の防衛組織』宝島社新書、2013 著者は1967年、軍事ライター。過去『セキュリタリアン』誌の専属ライターだった経歴がある人なので、自衛隊の半ばお抱えのような立場。 内容は、予算や武器開発、部隊(戦闘、後方職種)、自衛…

くすぶれ!モテない系

能町みね子『くすぶれ!モテない系』ブックマン社、2007 能町みね子の2番めの著書。つまり、『オカマだけどOLやってます』の次の本。図書館で借りたのだが、他の本がすぐに借りられたのに、これが回ってくるのが一番遅かった。一番読まれているのでしょう。 …

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 5話

「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」 5話、「モテないし、スキルアップしてみる」 アニメを見ながら、「今までの私に足りなかったのはキャラ設定だ!」と変なことに気がつく智子。「無表情キャラ」ということにして、無口でクールで可愛いという…

日本発見 広島県

「日本発見 広島県」岩波映画、1961 これは昔の観光案内映画。長さは30分たらず。しかも白黒だ。だが、この時代を映したものだから、価値がある。 冒頭は原爆ドームと平和公園だが、映っているものは、「厳島神社」。神社は変わっていないが、宮島の家が古い…

林哲司・半田健人昭和音楽堂 阿久悠のエッセイ「あまり売れなかったが、なぜか愛しい歌」特集

「林哲司・半田健人昭和音楽堂」 「阿久悠のエッセイ「あまり売れなかったが、なぜか愛しい歌」特集」 リクエストのお手紙の内容が、「阿久悠の特集がないが、大物はやらないのか?」というもの。半田健人のお答えは、「大物は曲がありすぎて、何からやって…

華麗なる一族(1974 TV版) 24話

「華麗なる一族」(1974 TV版)、24話 大介を告訴することにも失敗した鉄平はとうとう万俵家を出て行くことになった。万俵家は総出でお見送り。またまた高須相子がしゃしゃり出てくるが、銀平に一喝されて追い出されてしまう。 永田大蔵大臣は、三雲頭取を呼…

八重の桜 31話

「八重の桜」31話、「離縁のわけ」 冒頭にいきなり尚之助からの離縁状が届く。理由も何も書いていないのだが、八重はあっさりしたもので、「離縁状が来たら去るしかねぇ」とスパっと気持ちを切り換えている。というか、尚之助の一方的な離縁状に怒っているの…

この世界の片隅で 上、中、下

こうの史代『この世界の片隅で』上、中、下、双葉社、2008-2009 こうの史代の、こちらは呉のおはなし。『夕凪の街 桜の国』が戦争が終わった後から話が始まっているのに対して、こちらは、戦争前、昭和9年から始まって、昭和21年1月で終わることになっている…

夕凪の街 桜の国

こうの史代『夕凪の街 桜の国』双葉社、2004 映画だけ見て原作を読まない状態で、映画に批判的なことを言うのもよくないと思って、原作も読んでみた。ページ数は非常に少なく、全体で100ページくらい。映画は、「夕凪の街」「桜の国」の2部構成だが、原作は…

昭和残侠伝

「昭和残侠伝」、高倉健、池部良ほか出演、佐伯清監督、東映、1965 昭和残侠伝シリーズの第1作。古いスタイルのヤクザ映画である。設定は、戦後間もない浅草の闇市ということになっているので、場所はともかく、「仁義なき戦い」とダブって見える。 こちらが…

日本警察の現在

小林道雄『日本警察の現在』岩波書店、1998 この本には本当に驚いた。著者は1934年生まれ、ノンフィクションライター。他にも『日本警察 腐蝕の構造』などの著書があるので、警察分野には詳しい人。 まず「裏金」問題から始まるのだが、これまで数冊の本を読…

さらば友よ

「さらば友よ」、アラン・ドロン、チャールズ・ブロンソンほか出演、ジャン・エルマン監督、フランス、イタリア、1968 これも子供の頃に見たことのある、アラン・ドロン映画。正確にはチャールズ・ブロンソン映画だが。母親がアラン・ドロンのファンでいてく…