2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

地球最後の男

リチャード・マシスン(田中小実昌訳)『地球最後の男〈人類SOS〉』早川書房、1971 リチャード・マシスンもとうとう先月亡くなったので、古本屋で拾っていたこの本を読んでみた。この版は、翻訳自体は1958年に『吸血鬼』として出ていたものを、映画「地球最…

第一回ゆび祭り~アイドル臨時総会~

「第一回ゆび祭り~アイドル臨時総会~」 NHKで放送されたものを放置していたのだが、いまごろになってBGM代わりに流し見してみた。これは便利なアイドル見本市。 出演者は、プロデュースの指原莉乃と、 私立恵比寿中学 乃木坂46 ぱすぽ☆ 渡り廊下走り隊7 も…

愛のコリーダ

「愛のコリーダ」、藤竜也、松田英子ほか出演、大島渚監督、フランス、日本、1976 大島渚が亡くなったので、テレビで大島作品をまとめてやっていたので、見てしまった。これは数年前映画館で見ているが、強烈な映画なので、まったく新鮮に見られる。109分と…

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 1話

「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」1話、「モテないし、ちょっとイメチェンするわ」 テレ東の新作アニメ。原作は未読。「喪女」の女子高生のおはなし。コメディーだが、見ていて胸にグサグサ来てつらいわー。 主人公は、高1の女だが、中学時代は…

なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないのか

Chim↑Pom・阿部謙一編『なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないのか』河出書房新社、2009 2008年10月に広島で、飛行機雲で「ピカッ」という文字を描いて騒ぎになった事件についての、顛末記。編者は、事件の当事者である作家のChim↑Pomと編集者。掲載されて…

林哲司・半田健人昭和音楽堂 小川知子特集

「林哲司・半田健人昭和音楽堂」、「小川知子さん特集」、2013.7.8 小川知子って、歌も歌っていたとは知らなかった。しかも小川知子特集をやれというリクエストが来てるし…。何時代の人だろう。しかもけっこうレコードを出している。まだアイドルという言葉…

変身忍者 嵐 47話

「変身忍者 嵐」47話、「さらば嵐! 妖怪城に死す!!」 NHKBSで手塚治虫と石ノ森章太郎原作の映像作品を1話と最終話だけ放送するという企画をやっていたので便乗。変身忍者嵐は、最初の数話は見たが、途中でめげてしまったのだ。 1話を見てから続けて47話を見…

八重の桜 27話

「八重の桜」27話、「包囲網を突破せよ」 前回、夜襲の準備をしていた流れで、敵陣に突入する八重。バシバシ撃っているのだが、自分が撃っているのが人間だと気づいて動揺したところを、黒河内が槍を振り回して逃がしてやる。 城外に出てしまった竹子ら女た…

超高層のあけぼの

「超高層のあけぼの」、池部良、中村伸郎ほか出演、関川秀雄監督、日本技術映画社、1969 霞が関ビルの建設を描いた、半分ドキュメンタリー、半分ドラマという映画。出演者リストは、豪華なもので、池部良、木村功、丹波哲郎、平幹二朗、佐久間良子、新珠三千…

高関健/広島交響楽団 ブラームス(シェーンベルク編)ピアノ四重奏曲第1番

J.S.バッハ(ストコフスキー編) プレリュード第8番(平均律クラヴィーア曲集第1巻) トッカータとフーガ ニ短調 アンダンテ・ソステヌート ハ長調(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番) シャコンヌ ニ短調(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番) ブラー…

警視-K 3話

「警視-K」3話、「自白への道」 しばらく見ていなかった「警視-K」だが、日本映画専門チャンネルでまとめて放送したものを録画したので、見ることに。 この話は、勝新太郎の単独脚本。ということは、設定とプロットだけで台本はない。実際、役者が何箇所かセ…

グロリア(1980)

「グロリア」、ジーナ・ローランズ、ジョン・アダムスほか出演、ジョン・カサベテス監督、アメリカ、1980 この映画はもう何回も見ているので適当に見てやめようと思ったら、結局最後まで見てしまった。また時間の浪費。しかし、最後に見てから15年以上経って…

華麗なる一族(1974 TV版) 20話

「華麗なる一族」(1974 TV版)、20話 長期開発銀行の頭取から、鉄平に会社更生法適用を受け入れるようにという最後通告。鉄平は完全にキレて大声でわめいているが、この期に及んで何を言ってもムダ。以前の太平スーパー社長と同じ立場に立ってしまっている…

夜露死苦現代詩

都築響一『夜露死苦現代詩』ちくま文庫、2010 巻頭、都築先生がおっしゃっているのは、「詩は死んでなんかいない。死んでいるのは現代詩業界だけ」という一言。実は最近読んだ本で、「現代詩集は初版が数百部単位。もちろん再版される機会はめったにない」と…

林哲司・半田健人昭和音楽堂 水谷公生さんの作曲作品特集

「林哲司・半田健人昭和音楽堂」 「ミュージシャン&編曲家・水谷公生さんの作曲作品特集」、2013.7.1 これは全然知らない人。しかし、林、半田のお二人によれば、70年代から80年代に編曲、録音に参加して幅広く楽曲に関わっていた人で、この時期の音楽を聞…

八重の桜 26話

「八重の桜」26話、「八重、決戦のとき」 八重はぎりぎりのところで銃を抱えて城内に滑りこむが、城兵は外に出払っていて、中にいるのは老人と子供ばかり。指揮を執る者がいないと聞いて、八重がまっさきに手を挙げる。「女子がなにを言ってる」という声には…