林哲司・半田健人昭和音楽堂 水谷公生さんの作曲作品特集

林哲司半田健人昭和音楽堂」 「ミュージシャン&編曲家・水谷公生さんの作曲作品特集」、2013.7.1


これは全然知らない人。しかし、林、半田のお二人によれば、70年代から80年代に編曲、録音に参加して幅広く楽曲に関わっていた人で、この時期の音楽を聞いている人であれば必ず耳にしているはずという。この回は、水谷公生の作曲作品に限った特集。

1 ・ 「ホップ・ステップ・ジャンプ」 / 西城 秀樹 (1979年・昭和54年)
2 ・ 「17才」 / 河合 奈保子 (1981年・昭和56年)
3 ・ 「ZOKKON命」 / シブがき隊 (1983年・昭和58年)
4 ・ 「れんげ草の恋」 / 岩崎 宏美 (1981年・昭和56年)
5 ・ 「哀愁夫人」 / 前川 清 (1990年・平成2年)
6 ・ 「感じてナイト」 / LAZY (1980年・昭和55年)

確かにこれは聞き覚えがあるわ。河合奈保子「17歳」、岩崎宏美「れんげ草の恋」、LAZY「感じてナイト」はうっすらと覚えている。しかも、この6曲、曲調がそれぞれ全然違っていて、ちょっと聞いただけでは同一の作曲家の作品とは思えない。

当時のスタジオ・ミュージシャンは録音時にいきなり初見で演奏していたという。ほんとうの職人だ。忙しい時のスタジオ・ミュージシャンは、いろいろな作曲家、編曲家の曲を一日10曲くらい録音するという毎日。これは大変だ。しかもピッキングが非常に強く、特徴のある弾き方。

LAZYなんて、存在自体を覚えているのがやっとだったので、この番組を聞かなかったら、そのまま思い出さないところだった。この番組はほんとうにありがたいわ。