#詩

詩経・楚辞

牧角悦子訳『詩経・楚辞』角川ビギナーズ・クラシックス、2014 詩経と楚辞の抄訳だが、これはかなり驚いた。というか、古代詩の翻訳は、自分が昔読んだものとはもはやぜんぜん違ったものになっている。 詩経は無難な訳しか読んでいなかったが、これを読むと…

夜露死苦現代詩

都築響一『夜露死苦現代詩』ちくま文庫、2010 巻頭、都築先生がおっしゃっているのは、「詩は死んでなんかいない。死んでいるのは現代詩業界だけ」という一言。実は最近読んだ本で、「現代詩集は初版が数百部単位。もちろん再版される機会はめったにない」と…