ラフマニノフ、ピアノ協奏曲第2番、ドヴォルザーク、交響曲第8番、広島交響楽団

チャイコフスキー 歌劇「エフゲニー・オネーギン」よりポロネーズ




小山実稚恵(ピアノ)、田中祐子指揮、広島交響楽団、HBGホール、2015.1.10


広島交響楽団ニューイヤーコンサート。ここ何年かは、毎回小山実稚恵が出ているようす。

この回は、ピアノだけでなく、指揮者も女性。田中祐子って、誰?パンフのプロフィールだと、1978年生まれ。国内のいくつかのオーケストラを振っている人。

ラフマニノフは、小山実稚恵はけっこうなテンポで、弾きこなしていた。まあまあよかった。第1楽章が終わったところで拍手する人がいたのにはびっくり。広島だとたまにそういうことがあるが、曲の途中だと知らないわけはないし、かっこいいと思っているのかなあ。よくわからない。

ラフマニノフが終わったところで、小山実稚恵は、マイクを使って短い話をして、アンコールにショパン「子犬のワルツ」をやっていた。

ドヴォルザークは、きちんとやっていた、という印象。大したミスはなく、破綻もないが、おもしろい演奏かと言われると、可もなく不可もなし。ラフマニノフもオケはあまり冒険してなかったし。

指揮者は、ピョンピョンとんでいたし、身振りも大きく、客に見せることを考えているのだろう。髪は短めにしていて、顔はそこそこ可愛い。演奏が終わってからは、オーケストラの全パートを立たせていたから、かなり気を使っているのね。

ドヴォルザーク交響曲の後には、ドヴォルザーク「スラブ舞曲第10番」がアンコールピース。