ジョセフ・ウォルフ指揮、広島交響楽団、エルガー/ヴァイオリン協奏曲

エルガー    ヴァイオリン協奏曲


   ヴァイオリン:漆原朝子


ドヴォルザーク 交響曲第7番


   ジョセフ・ウォルフ指揮、広島交響楽団、HBGホール、2013.2.15


広響の今月の定期演奏会エルガーのヴァイオリン協奏曲がめずらしいのと、招待券を安く手に入れたので行ってきた。

エルガーの協奏曲、はじめて聴いた。まあ、ロマン派どまんなかみたいな曲。けっこう長く、50分近くある。きれいな旋律がたくさん入った曲で、ヴァイオリンの漆原朝子もちゃんと弾けていた。しかし、この曲、悪くはないが客を引っ張るポイントに欠けると思う。編成も大きいので、あまり演奏会でかからないのも納得。

ドヴォルザークは、最初の所でけっこうアンサンブルが乱れていて、あららと思っていたが、終わりにかけてよくなっていったので、まあいいか。指揮者のジョセフ・ウォルフは、まだ若い人で、けっこう飛んだりはねたりしていた。最後はよくまとめてくれたので、おつかれさまでした。

客の入りは、1階が7割、2階が6割ほどか。プログラムの内容を考えるとけっこう入っている方だろう。