#絵本、児童文学

猫とともに去りぬ

ジャンニ・ロダーリ(関口英子訳)『猫とともに去りぬ』’光文社古典新訳文庫、2016 著者はイタリア人。児童文学の人。1920年生まれで、80年には亡くなっているので、わりと短命だった人。大戦中には共産党側でレジスタンス活動に従い、戦後も共産党系の知識…

三びきのやぎのがらがらどん

マーシャ・ブラウン(絵)、瀬田貞二(訳)『三びきのやぎのがらがらどん』福音館書店、1965 縁があって読んでみたが、これって瀬田貞二の訳だった。しかもこの本、2002年で113刷というとんでもないロングセラー。元は北欧神話。 絵はうまくはないが力強い。…

怪人二十面相

江戸川乱歩『怪人二十面相』ポプラ社、1998 『怪人二十面相』、これは古本屋で手に入れた、1998年刊行の版で、背表紙も表紙、裏表紙ともみんな赤。いまはこういう形で出ているのだ。と言っても、もちろん違うのは装丁だけで、内容は昔出ていた、白を基調にし…

ゴーゴー・ミッフィー展

「ゴーゴー・ミッフィー展」、ひろしま美術館 先週の日曜日までやっていた展覧会。終わりの方でいったのだが、土曜日だったからか夏休みだったからか、親子連れだらけ。そりゃそうか。 この展覧会は全国巡回だったらしいが、ここが一番最後の展覧会。ディッ…

五味太郎作品展 [絵本の時間]

「五味太郎作品展 [絵本の時間]」、ひろしま美術館 この美術館の夏休み企画。この展示はどうも全国を巡回しているらしい。当然親子連れだらけである。うるさいのはイヤなのだが、そういう展覧会なので仕方がない。 展示してあるのは、絵本の原画。たぶん10冊…