2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

噂の二人

「噂の二人」、オードリー・ヘップバーン、シャーリー・マクレーン、ジェームズ・ガーナーほか出演、ウィリアム・ワイラー監督、アメリカ、1961 これは傑作。名前だけ知っていて見たことがなかった映画だが、文句をつけるところがない。 原作は、リリアン・…

平清盛 40話

「平清盛」40話、「はかなき歌」 大輪田の泊はついに完成し、宋との貿易が始まる。後白河院の側近、西光は福原にやってきて、宋から届いた品々を眺めている。清盛がしている首飾りは念珠と宋銭をつけたもの。 清盛は後白河院と建春門院を厳島に呼ぶ計画をた…

ラフマニノフ「交響曲第2番」 現田茂夫/広島交響楽団

ムソルグスキー 歌劇「ホバンチシナ」前奏曲”モスクワ川の夜明け” チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 ラフマニノフ 交響曲第2番 ピアノ:児玉桃、現田茂夫指揮、広島交響楽団、フェニックスホール、2011.10.14 これは先週、前から6列目のチケットを1割引…

プロレスの星 アステカイザー 2話

「プロレスの星 アステカイザー」2話、「恐怖のサイボーグ格闘士」 このドラマ、2話連続で流しているので、ついでに2話も。前回の変な仮面とスーツは、プロレスファンの博士が、鷹羽俊のためにつくったものだと判明。しかし博士は額の「アステカの星」をどこ…

プロレスの星 アステカイザー 1話

「プロレスの星 アステカイザー」1話、「かがやけ!アステカの星」 この前の火曜日から「スターウルフ」の後番組として、チャンネルNECOで始まった番組。主題歌は知っていたのだが、本編を見るのは初めてだったので、非常にたのしみ。 プロレス実写特撮とい…

赤い糸の女 29話

「赤い糸の女」29話 昨日の回でデキてしまった栃彦と唯美。栃彦が新しく染めた赤い糸をいじくりながら、「私たちの赤い糸…もう切れることはないわ、この赤い糸。」と唯美。いつも同じこと言ってるけど、今度も・・・。 一方ひさびさに登場した芹亜も唯美から…

赤い糸の女 28話

「赤い糸の女」28話 栃彦はへたくそなチェロの練習。弓の動きと音がまったく合ってないよ。そういえば、唯美は「わたしはヴィオラよ!わたしを鳴らして!」とか言っていたような気がするが、ぜんぜん忘れてるのか?そして、唯美が歌うのは、例の「お菓子の好…

赤い糸の女 27話

「赤い糸の女」27話 前回、なぜか麻衣子の幽霊話で終わってしまったのだが、今回、唯美はいきなり実母のいしのようこのことを思い出す。唯美にフラッシュバックするのは、いしのようこがヒステリーで石田純一の大事な骨董のツボを壊しておいて、それを唯美の…

GREEN 1

二ノ宮知子『GREEN 農家のヨメになりたい』1、講談社、2000 二ノ宮知子が「のだめ」でブレイクする前の作品。副題どおり、東京の料理学校生の和子が、農家の誠にひとめぼれして、無理やり誠の家に住み込んで手伝いをするようになるという話。 和子のキャラが…

世界の果てでも漫画描き 2

ヤマザキマリ『世界の果てでも漫画描き』2、創美社、2011 ヤマザキマリのコミックエッセイ。今度はエジプトとシリアの話。エジプトは、作者が、ダンナと結婚したところ。しかしもちろんダンナの興味はエジプトの遺跡類にあり、結婚式は半ば上の空。エジプト…

赤い糸の女 26話

「赤い糸の女」26話 唯美は死んだ麻衣子の実家に間借りさせてもらうことになるのだが、毬谷友子は部屋の模様替えは一切せず、服も麻衣子のものをそのまま着ろとむちゃなことを言い出す。唯美を麻衣子の身代わりと思っているようす。これはこれで気持ち悪い。…

世界の果てでも漫画描き 1

ヤマザキマリ『世界の果てでも漫画描き』1、創美社、2010 ヤマザキマリのコミックエッセイ。正確には前半がコミックエッセイ(香港とキューバの話)で、後半が作者の処女作マンガ(これはストーリーもの)。 前半は、作者が子供の頃に母親に連れられて香港に…

見かけの二重星

つばな『見かけの二重星』講談社、2011 『第七女子会彷徨』のつばなによる1冊もののマンガ。テイストは『七女』と似ている、ちょっとややこしいSF。変な「天才」が発明した瞬間移動装置の実験台にされた女子高生、綾子は移動したはずが2人に分裂してしまう。…

電人ザボーガー 24話

「電人ザボーガー」24話、「ファイト! ザボーガー 倒せ! デス・ガンダー」 前回出てきた、爆笑メカ、デス・ガンダーが今回も出てきた。それにしてもこのデザイン、何回見ても笑うわ。あの架装をした車があったら絶対に買うけど、あまり乗りたくはないな。 悪…

経済から見た北朝鮮

小牧輝夫、環日本海経済研究所編『経済から見た北朝鮮 北東アジア経済協力の視点から』、明石書店、2010 かなりくだらない本。まず冒頭の朴在勲論文「朝鮮における経済再建の動き」からして、目が点になる。韓国発の統計が必ずしも全面的に信用できないとい…

尾崎翠集成 上

中野翠編『尾崎翠集成』上巻、ちくま文庫、2002 尾崎翠の作品集。収録されているのは、「第七官界彷徨」、「歩行」「こおろぎ嬢」「地下室アントンの一夜」「香りから呼ぶ幻覚」「或る伯林児の話」ほかの中編、短編と、詩が少し、手紙、雑誌での女流詩人、作…

ヴェネツィア室内合奏団 ヴィヴァルディ「四季」

ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲「四季~春」 独奏ヴァイオリン- Paolo Ciociola ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲「四季~夏」 独奏ヴァイオリン- Giuliano Fontanella サラサーテ:序奏とタランテラ ヴァイオリン…

平清盛 39話

「平清盛」39話、「兎丸無念」 冒頭、遮那王義経と弁慶が五条の橋の上で会う場面があるが・・・、義経と弁慶の戦いの場面がいいかげん。おまけに義経は、弁慶に真の父親が義朝だと教えてもらうようなしまつ。これでいいのか? 清盛は大輪田の泊の修築を急ぎ…

夏雪ランデブー 9,10,11話

「夏雪ランデブー」9,10,11話 たまっていた「夏雪ランデブー」、整理するために全部見た。しかし9話はなんとなくすでに見たような気がする。最近、ひどいときにはすでに読んだ本を半ばまで読んで、やっと気づくことが。ボケて来ているのかもしれない。 店長…

テルマエ戦記

ヤマザキマリ『テルマエ戦記』エンターブレイン、2012 著者の『テルマエ・ロマエ』連載時前後のブログを書籍化したもの。それまで大して売れてなかった著者の本がいきなりベストセラーになったので、著者自身もびっくりしているし、何より非常に忙しくなった…

現代中国の政治

唐亮『現代中国の政治 「開発独裁」とそのゆくえ』岩波新書、2012 あまりおもしろくない本。断片的な比較政治の理論に振り回されすぎ。 おかしなことは書かれていないのだが、この本を読まなければわからない、という内容もない。中国政治の制度的な面をきれ…

空の大怪獣ラドン

「空の大怪獣ラドン」、佐原健二、白川由美、平田昭彦ほか出演、本多猪四郎監督、東宝、1956 阿蘇の炭鉱で出水。炭鉱技師の佐原健二が原因調査に向かうが、出てきたのは怪虫メガヌロン。これはかなり気持ち悪い。暗くてよく見えない炭鉱の中で、炭鉱夫がメガ…

秋山和慶/広島交響楽団 ドボルザーク交響曲第5番

モーツァルト 歌劇「ドン・ジョバンニ」序曲 レハール 喜歌劇「メリーウィドウ」ワルツ シュポア ファウスト序曲 スメタナ 連作交響詩「わが祖国」~ヴェルタヴァ(モルダウ) ドヴォルザーク 交響曲第5番ヘ長調 秋山和慶指揮、広島交響楽団、アステールプラ…

赤い糸の女 25話

「赤い糸の女」25話 唯美の実家では、唯美の「家を出ます」宣言で大もめ。 「馬鹿じゃないんだからそれぐらいわかるわよ!あの人形だってなんなのよ!! 」 「お前がギャーギャーギャーギャー言い立てるからいけないんだ!」 「こんな変な大きな人形持って帰…

赤い糸の女 24話

「赤い糸の女」24話 前回の終わりに出てきた着物作家=琴子の弟子のイケメン=栃彦に、つきっきりで染の工程を教えてもらっている唯美。栃彦は、農業で自給自足しながら染物もやっているというさわやかイケメン。このあたりの撮影は外ロケしている。 ついで…

”水玉の女王” 草間彌生の全力疾走

「NHKスペシャル」 「”水玉の女王” 草間彌生の全力疾走」、NHK、2012.10.3 夜中にやっていたNHKスペシャル。ということは再放送。本放送がいつだったのかは知らない。 アメリカとヨーロッパで草間大先生の回顧展をやったそうで、そこに出かけていく大先生に…

高校大パニック

「高校大パニック」、山本茂、浅野温子、青木義朗ほか出演、澤田幸弘、石井聰互監督、日活、1978 石井聰互のプロデビュー以前の作品。福岡の受験校で、生徒が飛び降り自殺。そのまま授業をつづけようとする教師にキレた、生徒の山本茂が銃砲店からライフルと…

赤い糸の女 23話

「赤い糸の女」23話 いきなり東京から上田に来てしまった唯美。以前会った時にはまったく気がついていなかった唯美の実の母、豊子(いしのようこ)といきなり再会。しかし、今度はお互いひと目でわかってしまったのでした。なんで? いしのようこは自分が家…

赤い糸の女 22話

「赤い糸の女」22話 浄水器男に、唯美とのワンナイトラブを紹介しようという芹亜。最初は相手にしない浄水器男だが、芹亜がちょっとずつ唯美のことだとほのめかすので、浄水器男も行かざるをえなくなってしまうのでした。 とうとう唯美が待つホテルの部屋に…

電人ザボーガー 23話

「電人ザボーガー」23話、「破壊!魔のΣメカ デス・ガンダー」 新田警部の娘は、友達のみちると予言ごっこをしているが、これがほんとうにアタリ。大門さんは、「こっくりさんみたいなオカルト遊びはやめろ」とか無粋なことを言っているが、時代がわかるなあ…