#その他金融と投資

仮想通貨はどうなるか

野口悠紀雄『仮想通貨はどうなるか──バブルが終わり新しい進化がはじまる』ダイヤモンド社、2018 この本を買ったのはある意味失敗。著者の前著『仮想通貨革命』ダイヤモンド社を先に買うべきだった。仮想通貨のしくみそのものは、そっちに詳しく解説されてお…

武富士 サラ金の帝王

溝口敦『武富士 サラ金の帝王』、講談社、2004 溝口敦の消費者金融をネタにした本。タイトルでは武富士だけの本のように見えるが、実際には、消費者金融専業会社の大手企業「プロミス」、「アコム」、「アイフル」、「レイク」を取材しているほか、消費者金…

全面改訂 超簡単 お金の運用術

山崎元『全面改訂 超簡単 お金の運用術』、朝日新書、2013 非常によく書けた投資本。これまでこの分野の本は、木村剛『投資戦略の発想法』講談社、2001(のち2度改版)を読んでいて、基本的な考え方はそれで十分だと思っていた。その考えは今でも変わらない…

資産フライト

山田順『資産フライト 「増税日本」から脱出する方法』文春新書、2011 日本人の小金持ちがどうやって資産を海外に移転させているかということについてのルポルタージュ、というのは、この本の読者に対するキャッチーな部分で、中心的なのは、「日本がいかに…

投資戦略の発想法2010

木村剛『投資戦略の発想法2010』、ナレッジフォア、2009 著者もとうとう逮捕、起訴されてしまったが、この本は良書である。 2001年に初版を出してから、2005年、2007年、2009年と三回改訂しているのだ。もちろん売れているからできることだが、内容もただの…