補給は大事!

LELF chem125『補給は大事! 海上護衛のお話その2』2018


これは薄い本。その2ということなので、前に同様の本が出ているはずだが、それは不知。ほとんどが図表。

基本的にわかるのが、主要目的港、船団数、隻数、トン数。あとは航路ごとに、投入船舶、被害船舶、被害率が出ている。

最も重要な航路が、門司ーシンガポール航路だとわかる。ここの船舶が圧倒的に多い。積み荷は出ていないが、石油、ゴムなどだろう。しかし1943年後半以後は、被害が急増し、大型船は最初のうちにやられてしまうので、小型船中心に移行していく。それでも喪失はとまらない。

この割合で沈んでいっているので、1944年以後はどうにもなっていない。わかっていたことではあるけど、しかたがない。