女類

太宰治『女類』


これは傑作。主人公が、屋台の主人の女将に惚れられてしまい、周りの男達に「あれはやめとけ」といわれる。その時に言われる言葉が、「人類と猿類ではなく、男類、女類、猿類がいるんだ」というもの。

結局、女は自殺。あいかわらずだ。そして、オチはちょっとおもしろい。モテまくりの太宰だから書けたもの。それに書き方はうますぎる。