ブリューゲル展

ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜」東京都美術館、2018.3.4


東京都美術館ブリューゲル展。ブリューゲルが、画家一族だと言うのは知っていたが、ひ孫位まで画家だらけ。 4代150年くらい続いていた。

たくさんいるが、本当に面白いのは初代のピーテルブリューゲル。あとの人たちは微妙なところ。

大体は普通のフランドル派の絵描き。初代のピーテルが面白かったのは、この人はちょっと発想が変わっていて、ボスっぽいから。他は普通。

画家一族とはいえ、皆んなが売れたわけではない。よいパトロンが見つかった人は売れていたが、そうでないと売れてない。生活もギリギリ。こんな事情は、今と変わらない。

売れた人と売れてない人が大して変わっているように見えないところも同じ。

版画や小さいサイズの絵がほとんどで、近寄らないと何が描いてあるのか、よくわからない。目が疲れたのが、難点。