上野アーティストプロジェクト「現代の写実―映像を超えて」

「上野アーティストプロジェクト「現代の写実―映像を超えて」」東京都美術館、2017.12.14


上野に行って、上野の森美術館の「怖い絵」を見ようとしたら、120分待ちと言われて挫折。代わりに東京都美術館ゴッホを見に行こうとしたが、これもチケット購入の列ができている。どうしようかとおもったら、たまたまこれがあった。偶然で行っただけだが、非常によかった。

写実方向に振っている人達の作品展。塩谷亮は、スーパーリアリズムの人。圧倒的にきれい。モデルもだけど。これはホキ美術館の所蔵品も入っているので、こっちで見られて得した。他の客は「写真みたい」と感心していたが、写真と同じでは絵にする意味はなく、こっちのほうがリアル。

小田野尚之は、そういえば足立美術館で見た。田舎の電車風景を描いている人。スーパーリアリズムとは違うが、これは非常に好き。本人も絶対に電車好きに違いない。いい写実画。

元田久治は、今ある風景が廃墟になったらという想定で描いている人。東京タワーやら、スカイツリーやら、東京駅が廃墟に立っている。AKIRAというか、シン・ゴジラっぽい。これも「アリ」な作品。

一部の作品以外は写真撮影自由。しかし、これは図録も買った。後で、気に入った作家のものは画集を買ってみるつもり。