特別展 「典雅と奇想―明末清初の中国名画展」

特別展 「典雅と奇想―明末清初の中国名画展」、泉屋博古館分館、2017.11.18


ここは初めて行ったところ。六本木一丁目の近くで、スウェーデン大使館の向かいにある。

施設の規模は小さく、サクッと見られる。
作品は、
徐渭 「花卉雑画巻」(部分) 明・万暦3年(1575)  東京国立博物館
米万鍾 「柱石図」 明・17世紀 根津美術館
米万鍾 「寒林訪客図」 明・16-17世紀 橋本コレクション
呉彬 「渓山絶塵図」 明・万暦43年(1615) 橋本コレクション
?賢 「山水長巻」(部分) 清・17世紀 泉屋博古館
重要文化財 石濤 「黄山図巻」(部分) 清・康煕38年(1699) 泉屋博古館
漸江 「江山無尽図巻」(部分) 清・順治18年(1661) 泉屋博古館
重要文化財 八大山人 「安晩帖」第7図

というようなもの。まず、画家の名前を知らない。しかし、明末清初の絵、特に明の遺臣たちがどういう姿勢で描いていたかがわかったし、淇園や雪舟が何を手本にしていたのかが、少し見えた。

図録は他の展覧会で買っていて、これも買うとあまりに重いので、挫折。図書館にこの時期の画集があるといいけど。

この企画は、静嘉堂文庫との共同企画。あちらも行きたいけど、静嘉堂文庫は、かなり不便で、つらい。こんなこと言ってちゃいけないのだが。東京に一週間と言わず、5日でもいられれば、行きたいものには行けるが、その時間が出ない。行けただけでもありがたいとおもわねば。