さいとう・たかを ゴルゴ13 用件を聞こうか・・・

「連載50周年特別記念展 さいとう・たかを ゴルゴ13 用件を聞こうか・・・」、大阪文化館・天保山、2017.11.12


ゴルゴ13の記念展覧会。主要エピソードの紹介、原画、スタジオの様子、武器(モデルガン)などの展示。

あまり人がいないかと思ったら、そこそこにはいた。ゴルゴ13は、人気作だし、それなりにファンがいる。連載50周年ということで、連載開始が1968年。そのわりに、自分は、マンガそのものをほとんど読んでおらず、高倉健千葉真一の映画くらいでしか知らない。

1話だけ「海へ向かうエバ」が、原画とともに展示されているが、原画は一部しかないので、全部は残っていないのかもしれない。まあ、これはよくできた話。

ストーリーが連続しているわけではないので、通読する必要はないから、ちょっとでも読めばいいのだが、180巻以上ということになると、どこから読めばいいのかわからない。コンビニコミックとかだったら、いいのかもしれない。

会場には、M16やほかのいくつかの種類のモデルガンが置いてあり、客はそれを構えて(2丁だけ、手持ちできるようになっていて、そこは撮影可)、うれしそうに写真をとっていた。しかし、モデルガンといえど、実銃と重さは同じにしてあるので、まともに構えて、狙いをつけることもむずかしい。実際の狙撃手が、手で支えるだけで撃つことはないと思うが、どんな姿勢からでも撃たなければいけないのだったら、手で構えるだけである程度は撃てなければ。やっぱり自分なんかに狙撃手のマネは無理。グッズはたくさん売っていた。