大エルミタージュ美術館展

「大エルミタージュ美術館展」、兵庫県立美術館、2017,11,10


前に森美術館の展覧会に行ったのと同じもの。また行った理由は、この美術館を見てみたいと思ったことと、このこのこの美術館を見てみたいと思ったことと、この展覧会自体、結構楽しめたから。

展覧会そのものはそれなりに楽しめた。17世紀のネーデルラントやフランドルの絵がそれなりにあって、好きな人は楽しめるもの。それに、ガラスがないところがいい。単にエルミタージュ美術館に金がないだけという指摘も読んだが、客には、そっちの方がいいに決まってる。

しかし非常に驚いたのは客がほとんどいないこと。この美術館は三宮駅からはかなり遠く、4キロくらいはありそう。建物はおもしろく、展覧会の企画もいいのに、客がいない。いくら東京と神戸で人口が違うとはいえ、こんなに人が少なくては、美術館もやっていけないのでは。

神戸でもこれだから、もっと小さい町はさらにたいへん。田舎では芸術などないということ。