18分集中法

菅野仁『18分集中法 時間の「質」を高める』ちくま新書、2012


著者の本がわりとおもしろいとわかったので、こっちを読んでみることにした。これは時間管理のハウツー本。

簡単に言うと、自分の時間をつねに「18分単位」にして、タイマーで区切ることにより、マルチタスクを効果的にできるようにしましょうというもの。この「18分」というところがミソで、短時間集中はNHKの語学ラジオ番組のように「15分」区切りになっていることが多いのだが、それよりも、心持ち、長めにとっている。しかし30分よりはかなり短い。このくらい短く取っていると、多少余裕をもてて、かつ細切れの時間で集中的な作業ができるというおはなし。

しかも、自分の空き時間につねにタイマーをかけ、この区切りに自分を慣らしていくのが効果的とのこと。ダラダラとなにかにハマってしまいそうな自分を引き止めるための作戦。

これは有効かもしれないが、何分、このやり方を実践して、それに慣れなければならない。最後の方は、この方法を実践した人の報告になっていて、けっこうやる気にさせるもの。

とりあえず、今度ためしてみる。