クレムリン 4,5

カレー沢薫クレムリン』4, 5、講談社、2011-12


クレムリン』の4巻と5巻。このマンガ、最初は、まあそこそこおもしろいけど、爆笑というほどのものでもないなーと思っていたが、ここまで読んでみると、こういうユルユルな感じがいいなあと思い始めた。

関羽が3匹いるのがかわいいし、却津山は、いい感じに気が抜けている。

「4巻のみどころ」は、「右のものを左にもしない春雄(却津山)だが、死ぬまでに一度くらい働いてみようと思い立ち、大手化粧品メーカー、資猫堂の入社試験を受けたら予定調和的に採用されてしまった。美の牙城を支配するのは、天才・ジョブズ山正義率いるSチーム、反エリート、反リア充、反セレブ。春雄の反骨心に火が着いた。アングリー・ヤングマン」というもの。まあ、よくわからない。

このまま気が抜けたように終わっていくのだろうが、これは電子版にしてくれないのかなあ。