ジロリアンが本気で選ぶインスパイア感想本

ジロリアンが本気で選ぶインスパイア感想本』小麦研究所、2016


これは先日読んだ、二郎本とセットになった、インスパイア、亜流の評価本。二郎全部回るのだってたいへんなのだから、亜流やインスパイアを回りきれるわけないとおもうのだが、著者は32軒書いている。しかも関東だけではなく、京都のお店も入っている。おそろしい。

書き方は、『2016年夏版 ラーメン二郎全店感想本』にならっているので、そちらを読んでいると、同一基準、同じ書き方で書かれているので、読みやすい。何より、二郎と亜流、インスパイアを同じ人が評価していることが貴重。亜流とインスパイアが二郎全部の中で、どういう位置づけになっているのか、わかる。

店主が、どこの二郎にいたとか、いつ破門されたとか、細かい情報もいちいち載っていて、二郎史の本にもなっている。何より、この36頁の薄さなのに、地図とか住所とか余計な情報は載っておらず(それはネットで検索すればわかること)、載っていることはひたすら、味。他店との比較で書かれているから、どこに行けばいいのか、よくわかる。

この2冊を読めば、どこの二郎に優先的に行けばいいのか、だいたいのことは判明。最近二郎行っていないので、行かなくては。