ダリ展

「ダリ展」、国立新美術館、2016.10.9
 
 
国立新美術館の、「ヴェネツィア派展」といっしょにやっていた展覧会がこれ。こっちのほうが、はるかに客が来ており、朝の10時すぎには、こちらだけは満員で入場制限していた。しかし、それも納得。この展覧会はすごかった。
 
ガラ=サルバドール・ダリ財団(フィゲラス)、サルバドール・ダリ美術館(フロリダ州セント・ピーターズバーグ)、国立ソフィア王妃芸術センター(マドリード)の三つの拠点から集めたダリ作品がとにかく膨大な数、展示されている。その上、「アンダルシアの犬」やら、映画も上映されている。
 
とにかく点数が多く、250点くらいある。まともに見ていたら、体力を消耗しすぎで、その前に「ルネサンスヴェネツィア派展」を見ていたので、ぜんぜん力が続かなかった。これは一回では見切ることはできず、2回、3回通わないと全部は見られないもの。
 
ダリの初期作品から晩年まで、主要な作品はあらかた展示されていて、この展覧会自体が、ダリの生涯全部を見せるもの。客はとにかく多いし、椅子はあまりないし、疲れまくった。この展覧会、終わると京都に来る(京都市美術館)。これで安心していけるけど、京都展と東京展の規模が同じわけはないので、東京展の時期にもう一度は来なければ。
 
とにかく疲れた。今度来るときは、もうちょっと勉強してから行かないと。