新生MMR迫りくる人類滅亡3大危機!!
石垣ゆうき『新生MMR迫りくる人類滅亡3大危機!!』講談社、2016
それにしても、このシリーズ、まだノストラダムスの大予言とか言ってるのか。もう2016年なのに。この事実にまず驚愕。まあ、ノストラダムスなんて、適当に解釈をいじって、どうにでも言える本なので、どんなむちゃくちゃなことを言ってもどうということはない。ネタだから、予言の当たり外れも関係なし。
タイトルの人類滅亡3大危機というのは、1つ目が、原子炉を積んだ人工衛星が落ちてくる(人類が滅亡するほどたくさん飛んでいないと思う)、2つ目が、巨大海底火山が大爆発(火山って、いっせいに各地で爆発するものか?)、人工知能が人類を支配(ネタとしてタイムリー)というもの。
「な、なんだってー!!」は一度しか出てこないが、ちゃんと出てきていて安心した。ほかは、心の汚れた大人が読んでも、ニヤニヤするばかり。巻末にキバヤシの生活をネタにしたマンガがのっていて、それも笑える。