特別展「始皇帝と大兵馬俑」

特別展「始皇帝と大兵馬俑」、東京国立博物館、2016.1.28


上野の博物館に久しぶりに行ったので、兵馬俑の展示を見てきた。並ぶ事はなかったけど、思っていたよりお客がたくさん。

前半は秦の歴史を展示。春秋時代のどうでもいい辺境の野蛮国時代から、中国統一を成し遂げるまでの秦の遺物。玉は今でも綺麗だし、ベルト度目の金具、標準になったますや重り、水道管の設備や瓦が並んでいる。瓦は、戦国時代の中国の産物。それが日本に入ってくるので何世紀もかかっている。辺境の貧乏国は悲しいのだ。

後半が肝心の兵馬俑の展示。本物の兵馬俑が10体くらい。後はレプリカと、始皇帝が乗っていた馬車の銅製模型。どっちも見たことがあるものだけど、実物大の展示はやはりかっこいい。1番人気の兵馬俑は馬だって。自分は将軍が好き。

兵馬俑は一体ごとに全て違うし、造形がきちんとしていて見ていて飽きない。咸陽の本物の陵墓跡の様子が、CG動画で上映されてた。これは死ぬまでの間にいちど行ってみたい所。中国は行くところがたくさんあってうらやましい。