日本一過激な宗教学

『別冊サイゾー vol.3 日本一過激な宗教学』、2014.12


サイゾー』の宗教関係記事をスクラップしたもの。内容は、まあサイゾーだから、何でもあり。全部読んでもしかたないので、創価学会顕正会まわりの記事だけ読んだ。

読んでおもしろかったのは、「”エンタメ界の黒幕”民音が操る創価学会タカラジェンヌの蜜月」、「PL、創価法華経新宗教・・・宝塚100年の精神を支えた”信仰”」、「自滅した顕正会の強引な信者集め 自衛隊ネットワークは復活するか!?」、「創価学会幸福の科学・・・”宗教と教育”のカンケイ」、「コンパでの微妙な空気と就職問題 創価大学卒業生の”信仰と気苦労」、「70年代の創大は学会幹部養成所?ジャーナリストが語る大学の思い出」あたり。

宝塚や自衛隊は外に対して閉鎖された集団だから、布教がけっこう有効だし、宝塚はチケット販売という実益もある。しかし創価学会はともかく、顕正会は、自衛隊には警戒されていたが、やり方が露骨過ぎて自滅・・・。いかにも顕正会っぽくて、かなり笑える。この前、うちの郵便受けに「顕正新聞」が入ってたが、以前見た時とまったく変わってなくて爆笑。

創価大学は、いまでも学生の99%くらいは学会員。わざわざ宗教教育をやらなくても、郊外に隔離された場所に大学を作って、そこに信者の子女を囲い込めば、ふつうは結束力は強化される。幸福の科学も、もっと上手にやっていれば大学設置認可がおりたかもしれないのに・・・。幸福の科学だから、イカれた行動も仕方がない。その点、やはり創価学会はうまくやっている。