野田ともうします。 6

柘植文『野田ともうします。』6、2014


『野田ともうします。』の6巻。Eテレのドラマも終わっちゃったけど、うちの近所の本屋にはごく最近まで置いてあった。

正直いえば、このマンガは3巻か4巻くらいまでがおもしろく、この6巻あたりになると、吹くほど笑うようなエピソードはあまり出てこない。

しかし、それでいいと思う。もともとこのマンガは、野田さんの変なキャラの味わいを淡々と楽しむもので、そんなにお腹を抱えて笑うようなものじゃないのだ。

だから、ほそぼそと長く続いてほしい。10巻くらいまでいけばすごいと思うが、どうだろう。『Kiss』もけっこう幅のある雑誌だから、包容力をもって、続けてほしい。これは新刊がでる限りは買うわ。