渡辺崋山展

渡辺崋山展」、愛知県美術館

これは一ヶ月ほど前まで名古屋でやっていたもの。たまたま名古屋に行く機会があって、なにかやってないか?と思ったら栄の近くであったのがこれだった。もうすぐ「あいちトリエンナーレ2010」なので、その期間の名古屋は盛り上がりそうな感じだが、休みの日なのに美術館は閑散。まあ、江戸時代の文人画に興味を持つ人はあまりいないんだろう。

渡辺崋山は、ほとんど蘭学者としての人物しか知らなかったので画ははじめて見た。まあ、文人画なのだが、西洋画の訓練も受けている人なので、作品によっては(とくに肖像)かなり西洋画にちかい絵も描いている。

もともと愛知県田原市の人なので、作品は当地の美術館にある。この展覧会はそれを借りてきたもの。晩年は蛮社の獄で蟄居させられていたが、この時期の肖像は鬼気迫るものがある。

名古屋にきていたおかげでたまたま見られたが、これは田原市に直接行って見るのがよさそうな気がしてきた。豊橋からそれほどかからないようなので、トリエンナーレに行くことがあれば寄ってみるかなあ。

関係ないが、この美術館のある建物の地下フロアにトミカのアンテナショップを発見してしまった。もちろんカードを使って、バカな大人買いを・・・。レアものトミカをごっそり持ち帰ることになってしまった。