京都御所ゆかりの至宝

京都御所ゆかりの至宝 甦る宮廷文化の美」、京都国立博物館

御即位二十年記念ということで、こちらは京都御所関連、つまり平安時代から江戸時代までの皇室関係美術品の展示。後白河法皇正親町天皇後陽成天皇後水尾天皇、といった教科書に名前の出てくる天皇の肖像が並ぶ。それから天皇の宸翰。こっちは草書だから読めないのだが。

あとは、桂離宮関係のもの、仏像や仏具、装束、工芸、障壁画その他、とにかく見るものが多くて、クタクタになってしまった。中央奥のスペースまで座るところがないし・・・。最後の方の絵は、ほとんど見る気力が続かなかった。ざんねん。歴史好きの人も、美術好きの人も両方楽しめる豪華な展示だったのに。

それにしてもさすがにいいものがしこたま残っている。寺社ほかへの御下賜の品が多いからということもあるのだが。来月の22日まで。展示替えがあるのでまた行きたいけど、むずかしいだろうなあ。一度見られただけでもありがたい。