湯田アートプロジェクト

「湯田アートプロジェクト」

山口県立美術館「運慶流」の流れで、湯田温泉でちょっとしたアートの催し物があったので行ってきました。中身は3つ。

最初は、「Array」というもので、中原中也記念館(湯田温泉の真ん中)の庭に、LEDと音の出る棒をゴロゴロ建てて、それが客の動きや音に反応して、光ったり鳴ったりする、というもの。まあそこそこきれいでおもしろい。

2番目は、「足湯タイマー☆ぶらり旅」といって、湯田温泉の足湯(4カ所)に、モニターがおかれて、そこでオリジナルのアニメキャラが何やら案内らしきことをする。足湯ぜんぶを回っている暇がなかったのと、修学旅行かなにかで来ている中学生の女の子がわいわい言っていて、音声が聞こえないのである。

3番目は、「巡礼端末」といって、温泉地区の4カ所にウェブカメラとプリンタが置かれ、その4カ所全部を回ると、自分のポートレートが完成して(それぞれの撮影場所では、顔と背景の断片の一部しか写らない)それが温泉街の中におかれた巨大スクリーンに投影されるというもの。これも4カ所全部を回る時間がなかった上に、撮影のためのPCが一カ所壊れていて、そこでは撮影できなくなってしまってた。

ということで、アートを満喫、というわけにはいかなかったのだが、湯田温泉はそんなに広いところじゃないので、宿泊客だったら、全部回るのはそんなにむずかしくはないはず。お湯をまわりがてら、ちょっと遊ぶところがあるというのは温泉街の企画としてはなかなかよいのでは?機械の保守とかの手間があるので、ずーっとやっているわけにはいかないところがちょっとざんねんだけど。12月27日までの企画。