伝七捕物帳 天女の舞・夫婦花火

伝七捕物帳」37話、「天女の舞・夫婦花火」

この回、曽我廼家明蝶がベテランのすりに扮して出ていてびっくり。後にテレ朝版でレギュラーになる発端はこういうところにあったのね。ゲストはほかに、水原麻記/黒木 進ほか。花火職人が仕掛け花火の図面をすりとられる。その背景には川開きの花火での、花火問屋同士の争いがからんでいて、というおはなし。花火問屋の名前はちゃんと「玉屋」と「鍵屋」になっている。

しかしいくら夏だからって、小春姐さんは、夜に一人で伝七の家にすいかの差し入れなんかしにいってるけど、いいのか?新吉は起こしちゃダメとか言ってるし・・・。伝七は女に惑わない人だからいいけどね。勘太のそば屋の変装はともかく、文路の女装はかなり変。花火職人の恋人役の水原麻記は、目鼻立ちのはっきりした、よい顔をしている。ラストの花火は夏らしくてよいね。「天女の舞」といわれてもよくわからないけど・・・。最後はみんなで浴衣姿で指じめ。

脚本は桜井康裕、監督は山田康雄