夢の美術館 大阪コレクションズ

国立国際美術館」、「夢の美術館 大阪コレクションズ」

中之島国立国際美術館で25日までやっている展覧会。国立国際美術館大阪市立近代美術館準備室、サントリー天保山ミュージアムの所蔵品から、20世紀美術を中心とする作品を集めて開いた展覧会。確かにふれこみどおり、セザンヌあたりからはじまり、20世紀美術をざっとカバーする展覧会になっている。作品の数も70点あまりなので、そんなに見るのに疲れない。
いいものがそろっていて、大阪でも現代美術をこれだけ揃えていたのかと感心。展示品の半分は大阪市立近代美術館準備室の所蔵品なのだそうだ。まああの財政状況ではいつ建物ができるかは知らないけど…。作品にはひとつひとつに丁寧な解説がついていて、見やすい。関西も京都と奈良で古いものをそろえ、大阪で新しいものをそろえ、美術の環境としてとても充実したものになってきていると思う。これはちょっとうれしい。