半分、青い 第11週

「半分、青い」第11週、「デビューしたい!」


週のはじめは、前週の鈴愛対清のキャットファイトのつづき。というか、こうなってしまったので、律はもう鈴愛とはいられないと言い出す。もはや友情も恋も関係なくなり、さようなら。鈴愛は子供なのでしかたがない。

あとは、ユーコ、ボクテの順でデビュー。ユーコに先を越されてあせったボクテは、鈴愛からアイディアをもらって、潤色。しかしこれが秋風先生の逆鱗に触れて、ボクテは破門される。人のアイディアをもらって、しかも大したことが描けない奴は破門。それでもボクテは雑誌の新人賞をもらう。その新人賞は、秋風先生が勝手に辞退してしまう。次席で繰り上がったのは、鈴愛。

鈴愛が恋に破れて、マンガに専心するという話だが、マンガの世界の話は、北川悦吏子の脚本執筆の世界とシンクロしているので、そこはおもしろく書けている。秋風先生はやはりえらい人。ユーコやボクテはいずれ何らかの形で消えていくキャラなので、ボクテがこういう形で退場したのは納得。とはいえ、鈴愛がこのままマンガ家になれるとも思えないが・・・。