ダイアモンド博士のヒトの秘密 #4

「ダイアモンド博士のヒトの秘密」第4回、「性と出会いのメカニズム 人種の起源


Eテレでやっていたシリーズの4回目。性淘汰と人種の起源の話。

性淘汰では、外見の魅力は、自分の顔に似た人、しかし似すぎてもいない人が好まれる。「似すぎてもいない」は、近親婚を避けるということでわかる。「似た人」が選ばれる理由がよくわからない。

種の起源は、基本的に高緯度地方が白く、低緯度地方が黒い。太陽光による自然淘汰の結果。だいたいはこれで説明できるが、タスマニア人が黒いとか、アマゾン流域の先住民が白いというのはこれでは説明できない。

あと、説明できないのは目の色と髪の色。これも自然淘汰では説明できない。これは性淘汰と創始者効果(最初の移住者にたまたまある特徴をもった人がいると、その特徴がそのまま残る)ではないかと言っている。しかし、まだ確定した理論にはなっていない。

ニューギニアでは、青い目と金髪は病気扱いされると言っている。まあ文化的な影響がなければ、遺伝的特徴が全く違う人は、「変な人」。人種的混交は、ある程度回避されることになる。