花子とアン 第11週

花子とアン」第11週、「グッバイ!はな先生」


ほとんどの内容は、父、吉平の浮気騒動。いきなり甲府の家に、変な女が訪ねてきて、「結婚してくれるといわれた」「吉平さんのぬくもりが」などと言い出す。母ふじの怒りはたいへんで、吉平は家から追い出される。

とはいえ、その変な女が、はなのところに来て、「あれはうらやましかったから、嘘をついただけ」と話すので、なんとか家庭は落ち着いた。一方祖父周造は死亡。

はなは、とうとう東京に出て作家専業生活をすることに決めた。6年間の甲府生活ともお別れ。学校の先生全員と、父母に別れを惜しまれる。軽そうな荷物を持って、駅に向かっていくはな。

この浮気エピソード、おもしろいけど、何のために入っているのか、よくわからない。取ってつけたような「あれはウソでした」落ちの意味もよくわからない。どう考えても、本当に浮気していたとしか思えないし、それならこのヌルい終わり方の意味が不明。東京に戻る前の週だから、このくらい話が盛り上がっていたほうがよいというだけなのか。