新海誠展

新海誠展「ほしのこえ」から「君の名は。」まで」、国立新美術館、2017.11.18


こっちは、国立新美術館の10周年記念展のうちの、新海誠のほう。安藤忠雄といっしょにやっているのだが、安藤忠雄ほどは人はいない。しかし、ガラガラというようなことはなく、それなりに人多い。

しかし、問題は、自分が新海誠作品の中で、「君の名は」しか見ておらず、しかも、あんまりおもしろいとは思っていないこと。他の作品は見ていないので、制作過程や資料を出されてもよくわからない。

非常にファンが多い人だし、デビュー15周年で6作品、絵は非常にきれいなので、そこはいいのだが、それ以上に引っ張られない。デビュー作「ほしのこえ」は、25分の作品をほぼ一人で作ったということなので、それはすごいと思う。しかし、なにしろ作品を見ていないのがどうも・・・。

ひとつおもしろかったのが、この人は子供の頃に(1973年生まれ)8ビットコンピュータを買ってもらって、それをいじっていたこと。子供時代というと1980年代前半だから、8ビット機(緑一色しか出ない)といっても、贅沢品。まあ、そのくらいの下地がないと、デビュー作でフルデジタルアニメというのはできないとは思うが。

なにか取っ掛かりがあれば、取り付けるのかもしれないが、今はないので仕方がない。敗北・・・。