花子とアン 第3週

花子とアン」第3週、「初恋パルピテーション」


花子の初恋、というよりは女学校のラブライフの話。女学校は16歳か17歳で結婚か、婚約することは普通なので、学校の途中でもいい縁談があれば、どんどん脱落する。

みんなの目当ては当然帝大生。それも見た目がいいもの。花子にも帝大生が付け文してきて、ばっちり告白され、交際になりそうになるが、花子は給費生の身分と親の境遇を偽っている。最後に帝大生に真実を喋ってしまうので、恋は破綻というおはなし。

日曜学校が男女の出会いの場になっていて、このあたりは今も昔も変わらない。子供をダシにして付き合おうというのも、ありそう。付け文は当然として、この時期、交際というからには、当然親にあいさつし、結婚を前提としてというもの。親に話を通すのは必須として、当人同士の合意が先にある結婚というのは当時どのくらいあったのか。

帝大生なら、遊ぶだけ遊んでさようならというのはいくらでもあったはず。朝ドラでヒロインがそんな目に会うわけにはいかないから、ちょっといい話でおわり。

女学校ライフは見ていて楽しいので、これはアリ。逆にこれを見ている限り、「わろてんか」を見る余裕はないので、そっちはあきらめた。これをいつまで見続けられるかどうかはわからないけど。