花子とアン 第1週、第2週

花子とアン」第1週「花子と呼んでくりょう!」、第2週「エーゴってなんずら?」


NHKの朝ドラ再放送で、「花子とアン」が始まったので、見てしまった。これはおもしろい。

この最初の2週は子役が演じているのだが、山梨のド田舎の汚い娘が神童として東京の女学校に送られるという設定がおもしろい。そして、脚本のよさ。

英語がまったくわからない子供が英語しか使わない女学校に編入させられていったいどうやって授業についていけるのかという部分を、ちゃんとドラマにしている。ズルをして、それが見つかるというありがちな構成だが、毎日ちゃんと山場ができている。これは脚本の中園ミホがえらい。

子役の山田望叶もいいが、脇役が非常にできている人ばかり。父親の伊原剛志、母親の室井滋、祖父の石橋蓮司、あと、校長のトーディ・クラークと富山先生のともさかりえ。スキがない。校長の役の女優、このイメージにはめ込まれたような人。

この出来なら、つまらなくなることはないと思うが、これを見ると、また膨大な時間が取られることに。最後の回で、主役の吉高由里子が出てきたが、もう1週は見る。その後は、その時に考える。