ドキュメント72時間 北九州 小倉 ”百円酒場”のブルース

「ドキュメント72時間」、「北九州　小倉　”百円酒場”のブルース」、NHK総合、2017.7.14

この番組、しばらく見ていない分がたまっているので、適当に消化。この回は、小倉の「ビール100円」の飲み屋「百頭山」というお店。中身は第3のビールだが、100円だったらいくらでも飲むわ。

ビールは客が勝手にジョッキをサーバーに持っていって注いでいる。100円玉を入れるとビールが出てくる。店は手間がかからないし、料理はちょっと安いくらい。内装はそれなりにキレイ。しかしここ、24時間営業だ。

客はおじさんとか、カップルとか、いろいろ。しかしカメラを向けると怒り出す客とか、他の客に話しかけまくって、店員に追い出されている客とかがいる。まあ北九州だから、いろいろいるということ。まともそうな客もいるが、そうではなさそうな人が多い。

この店のあるエリアは、ストリップ小屋とか、立ち飲み屋とか、怪しすぎるところ。地元のタウン誌の関係者が来ていて、このエリアの昔の様子の写真を持っている。昔はもっと場末感がただよっていたところ。

いかつい角刈りの兄ちゃんは、昔は裏の稼業をしていて羽振りもよかったが、家族の都合もあっていまは正業についている。羽振りがよかった頃は、百円ビールとか飲めるかと思っていたという。

日曜日の朝でもおっさん、爺は飲みに来ている。3人で来ていたが、一人は頓死したという二人組とか。あと、1人で来ている客は多い。婚活パーティーに行くという33歳の兄ちゃん。こいつも恰好がラフすぎる。まともな服を着ていけばいいのに。結局成果なしで店に戻ってきた。もうちょっとうまくやればいいのにね。

場末感満載なので、ちょっと行ってみたい感じはある。北九州はちょっと遠いけど、こういう場所もいずれはなくなるもの。