都営バス 運用のほん

『都営バス 運用のほん 配車の傾向と対策2016冬』2016


これも夏コミで拾ってきた本。出たのは前の冬コミ

都営バスのそれぞれの系統に対して、どの車種がどのくらいの確率で来るかを調べた本。2016年10月から12月中旬の2ヶ月半の運用を調べた、と書いてある。

車種は、メーカー、大型か中型か、ロングかどうか、ディーゼルCNG、ハイブリッドの分類で、局番、稼働度、系統名ごとの確率を示している。千住営業所の局番A628は、車種はいすず大型、稼働度はA(一週間に5日程度)、草41には43%、草43には6%、端44には13%、北47には12%、王49には26%というような文字列が営業所ごとに並ぶ。

これ、調査どうしてるのか?作成者は、すべての営業所のすべての系統について、どの局番がどこで出現しているかを見たのか?営業所に聞いても教えるわけはないので、自分で見ないとわからないと思うが、2ヶ月半、全部の営業所に人が貼り付いたのか?さすがにそんなことができるわけはないと思うが。

系統ごとに、どの局番が何%来るのかを示した表もある。すべて足しても100%にならないものがたくさんあるのだが、これもよくわからない。営業所の数だって、支所を含めて19あるのだが、どうやって数えているのか。

見ればみるほどナゾ。この表そのものが、どの系統に、どの車両が来ているのかについての出現頻度を知りたいという願望がなければできないのだが、この本はどのくらい売れているのだろうか。バスヲタすごいということしかわからない。