ゲレクシス 1
古谷実『ゲレクシス』1 講談社、2016
朝日の書評欄のコミック評でとりあげられていたのがこれ。はっきりいって、わけがわからない。
最初は、バウムクーヘン一筋の39歳のおっさんが、公園で美人を見つけ、惚れ込むという話。しかし、話しかけてみたら、美人はじつは美人ではなく、顔がでかい怪物。それと話をしているうちに、自分も似たような怪物顔になってしまい、後はどんどんわけのわからない方向に話が展開していく。
とにかく話が急展開してからは、まったくわからない。どっちの方に行くのかも読めないし、おっさんが最初に相談していたバイト店員はいつのまにかいなくなっている。重要キャラだと思っていたのに。
そもそもおっさんが、怪物顔になって以後、同一キャラなのかということもなんだかわからない。絵はとにかく気持ち悪く、怪物顔を見ているだけでリタイアしそうになるが、話があまりにもよくわからないし、次がどうなるか気になるので見てしまう。
この1巻は9月に出たばかりで、2巻がいつ出るのかは不明。雑誌をわざわざ買うこともないとおもうので、2巻を買って読むかどうかはわからないが、次がどうなるかだけはどうしても知りたい。